「駆けつけ警護」や後方支援は 、高齢世代でも出来る。未来の子供達のために、徴兵制を復活させてはならない。志願する志のある60-65歳の高齢世代は多く存在する。
南スーダンでのPKO活動に対して、閣議で「駆けつけ警護」の新任務を付与することが決定された。「駆けつけ警護」は、これまで自衛隊が行ってきたPKO活動とは全く異なるリスクに直面しかねない活動である。特に、南スーダンで今自衛隊が活動する首都ジュバでは、治安の悪化が懸念されている。この7月には南スーダンの政府軍と対立する副大統領派の勢力が衝突するという事態が生じてきた。
安倍首相の強い意欲のもと、安保関連法に新たに盛り込まれた自衛隊による「駆けつけ警護」。政府の説明では、PKOなどに参加する自衛隊が、窮地に陥った他国の軍隊やNGOから救援要請を受けた際に、武器を持って助けに行くのが、一般的に「駆けつけ警護」と呼ばれているものであるが、「駆けつけ警護」なる用語は現場には無い。あるのはProtection。これは国連平和維持活動(PKO)で行われる警護業務で、駆けつけようと、駆けつけまいと、PKO施政下で活動する国連職員、ユニセフ等の国連関連団体、NGO等の人道援助団体を、武力を使って保護する。
しかし、自衛隊にこだわる必要もなく、そんなに「駆けつけ警護」がやりたかったら、日本の警察を送ればいい。そうすれば、憲法上「交戦主体」になれない自衛隊を「交戦権」が支配する世界に送り込む矛盾が、一気に解消される。
「駆けつけ警護」は、日本の警察を Formed Police Unitとして送る。 主体となるのは、警察OBの志のある60-65歳の高齢世代の志願制による約100名の精鋭部隊だ。 駐車監視員のように「駆けつけ警護」業務を委託された警護員として、ヘルメット、自動小銃で身を固めた精鋭部隊を100人規模で編成し、 Formed Police Unitとして派遣させる。
「駆けつけ警護」や後方支援は 、高齢世代でも出来る。未来の子供達のために、徴兵制を復活させてはならない。志願する志のある60-65歳の高齢世代は多く存在するのである。
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