『高齢者』と『現役世代』。それぞれの世帯の独立性を尊重しつつ、交流、 協力し合う、イマ どきの多世帯の「紐帯」を目指す理想の〝家〟と〝地区〟の再構築
The regionは〝家〟を工芸的側面ではなく、「住まい=Home」という生活の場として捉える。そして、リ・コンシャスの「芸術」のひとつである「小さな家」づくりを「全ての始まり」とする。
初発的なものとして日本の各地において〝家〟と〝地区〟の形象を展開していき、究極的には世界中の多くの〝無名な人々〟が自己学習により自足的に家を構えることを理想とするのである。
無名でたったひとつの〝家〟と〝地区〟が、その時代の象徴としての「存在感」を持つことが出来るのか。
ここまで経済が低迷して、復活の兆しが見えてこないとなると、後は人々のHOME STYLEホームスタイル(暮らしの在り方 )を変える以外に経済を成長させる方策はないのである。
リ・コンシャスによる生活の簡素さというHOME STYLEホームスタイルが復興すれば内需は拡大する。日本の住環境は、これ以上落とすわけにはいかないところまで落ちている上に、産業としてはこれまで手つかずできた分野でもあり、伸びしろも大きい。過去にイタリアやドイツでは、こういうことをやって成功した。
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