「世界を変える、キャッシュフォーワークの家」 ガモウバラックスー新しい「家」のカタチ。

ご近所、友人、全国の仲間たちが、

遊びに来て一緒に楽しく家庭料理の食卓を囲み

ロー・プロフィット(利益)が得られる。



「蒲生三丁目の家」は、豪邸でもペントハウスでも古民家でもありません。ホームエレクトロニクスカフェは、長屋、アパート、仮説住宅などの自宅や、全国に点在する空家や廃屋を舞台に物語は始まります。

ホームエレクトロニクスカフェは、NPOやボランティアによるものでは自主独立の経営と社会的使命達成に対する報酬としての、適正なロー・プロフィットの利益に基づくキャッシュフォーワークの経営の展開を目指しています。

まずは、近隣住民のお茶会飲みスペースとしてスタートしてみてはどうでしょう。ハンドメイドなブルックリンスタイルのインテリアと安全な食材とキッチン家電を使った、シンプルで過度な技巧にこだわらないアットホームなメニューにより誰もが一人でも経営できる無理のないオペレーションで、家族や友人、そして近隣住民によるコンソーシアムやワークシェアリングの概念を導入しています。この「小さな仕事場」は「自宅」を利用することで新たなコストは一切かからず、家電製品を活用することにより、操作も簡単・安全で高齢者をはじめ、障がい者、お子様でも十分対応できるお茶会や試食会スタイルのカフェに変身します。

私的領域と公的領域の接合点

自宅公共化ー「シェアリングコミュニティ」への

アプローチ

普段自分一人だけいるとき、家は「プライベート」な空間だが、お客がくれば、その空間は「パブリック」になります。つまり、「パブリック」と「プライベート」は対立する要素ではなく、何を「プライベート」にして何をオープンにし、「パブリック」にするかということを個人が自分自身で選んでいく自己決定性にあります。自らの部屋をオープンにして、シェアリング・コミュニティとして、世界中に宿泊先を提供したり、手料理を地域の人とシェアするといったさまざまなシェアリングサービスは、「個人個人がいろんなリソースをパブリック化し、シェアすることで、地域、経済、市場の共有可能性が生まれるのです。

つまり、時間や場所による分割ではなく、多層な重なりであるといえます。

公共的な店舗などにおいてはオープンとクローズは明確に分割され、オープンの時間帯では、店内は明るく空調もきいていつでも快適で均質なサービスを受けることができる。

「蒲生三丁目の家」はスリープしている。

スリープとは、省電力の待機電源モードのことです。通常の起動状態と比べると大きく電力を節約できる上に、起動中のプログラムなどを終了させることなく、素早いリブートが可能となるといった利点がある。「蒲生三丁目の家」は、外から見るとオープンなのかクローズなのか全くわからない。それ以前に「店」なのか「家」なのかわからない不思議な空間なのです。

「蒲生三丁目の家」という公的領域には他人の存在が欠かせません。他人がいるからこそ世界を確信することができます。言葉も他人に聞かれることで現実性を帯び、公的な事柄は、こうした公的領域への現われapperanceを前提としています。その意味で公的領域は現われの空間でもあるのです。

また、公的領域は「テーブル」としての世界でもあります。公的領域は家族とは違う。それは人びとを結びつけると同時に、異なる存在として分離してもいます。世界の中に共生するというのは、本質的には、ちょうど、「テーブル」がその周りに坐っている人びとの真中に位置しているように、事物の世界がそれを共有している人びとの真中にあるということを意味する。つまり、世界は、すべての介在者と同じように、人びとを結びつけると同時に人びとを分離させています。

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