2.モダンとサウダーデが魅力的な
日本のブルックリンと呼ばれるガモウ地区。
ガモウ地区はニューヨークのブルックリン地区のような、新進気鋭なアーティーストやクリエータが集まる街です。必然的に、インテリアショップやカフェなどが多く集まり、お洒落な街となっています。
「ブルックリン」とは、ニューヨーク州の中にある5つの行政区の1つ、ブルックリン区のこと。
世界の中心地、NY州マンハッタン区とはイーストリバーを挟んで反対側。比較的所得の高い世帯の多いマンハッタンに比べて、家賃も安く、移民や労働者、そして新進気鋭のアーティストなどが集まり、マンハッタンとは違った独特の文化を形成していると言われています。
「ガモウスタイル」が人気の理由
「ガモウスタイル」は、古いものと最新性のあるものの、等身大の気取らないスタイルです。モダンとサウダーデを組み合わせたミックススタイルに注目が集まっています。
ニューヨークスタイルの基本は、白黒のスタイリッシュな素材感にレトロな風合いを混ぜることです。日本にあるカフェの多くは、ニューヨークスタイルが多く、カフェのスタイルを真似るだけで、モダン的な要素と芸術的な要素を自然と取り入れることができます。ブルックリンはニューヨークの中でも気鋭のアーティストやクリエイターの卵が集まる街。おしゃれなカフェも多く、そのカフェのインテリアテイスト から生まれたと言われています。ビンテージ感とクールなモノトーンというモダンなセンスの融合。つまり「ブルックリンスタイル」は決してお金をかけたものではな く、斬新なセンスとアイデアが特徴なのです。
ハンドメイド感のあるものでアート感
特に、白地に手書き風フォントがおしゃれなカップ&ソーサーなど「モノトーン」「手書き風おしゃれ文字」が描かれたブルックリンスタイルの雑貨やアールブリュットのアートのフレームが人気です。
ハンドメイドのチェアやテーブルなどの作品性のあるものを置くのも、ブルックリン流です。アート感のあるものによって、美術館のような丁寧な雰囲気の部屋を作り上げることができます。
ヴィンテージ×インダストリアルデザイン
一点ものの古めかしい物やダークな色合いの物を部屋にセッティングします。そして、ステンレスやブリキといったインダストリアルな工業系もインテリアに取り込みます。
サウダーデとインダストリアルな工業系ものを合わせることで、ガモウ感がでます。さらに、異なる雰囲気をミックスすることで、部屋全体をトーンダウンさせる効果があります。
忘れてはいけないグリーンインテリア
路地や庭先に植物を飾ることは、ガモウスタイルの基本といえます。ブルックリン風を目指すなら「観葉植物」です。
植物を飾るなら、華やかだけど日持ちのしない切り花よりも、長く楽しめる観葉植物のほうがブルックリンらしいですね。
全体的に部屋の色が落ち着いているので、鮮やかなグリーンは部屋を明るく見せてくれる効果もありますよ。
「ブルックリンスタイル」のインテリア
家具の基本はユーズド。新品らしいものはあまり好みません。元々工事現場で使われている“足場板”や廃材は欠かせません。
家具などは、少しレトロな形のものや、リメイクやアップサイクル品を選ぶと、それらしくなります。
工場で大量生産されたような綺麗な既成品よりも、“アーティスティックな街”ガモウには、自分らしさを表現できるハンドメイドアイテムがマッチ。
古家を改装したカフェや、個性的なレストランなどが多く並ぶガモウには、木造スタイルのアパートや長屋がたくさんあります。
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