『テクノロジーが距離を葬り、距離は死に、位置が重要になる。』
様々な考え方が混在するリアル社会(第一層)の制度やスキームの変革を実現するためには膨大なエネルギーを必要とする。多様であると同時に多元であるからだ。HECPの社会変革は、政治をスタティックでイデオロギー的な、モニュメンタルな造形物として捉えるのをやめ、人間の動的なアクションのなかで考え、世界中で群発的に圧倒的なパラダイムシフトを呼び起こす。まずは、リージョン(第二層/島=アイランド)で新たな理念を掲げ、ターゲットをセグメントすることから始める。(イノベーター創造層)そして、ネットワーク(第三層)やFSW(第四層)とリンクさせていくことにより。レイヤーを多層に重ね合わせてみると、非常に面白い支持体(モチーフ)のリアリティが出来上がる。そのイメージより多様なコンセンサスを得、リアル社会(第一層)の変革の実務を図って行く。「芸術」による社会変革は一世代二世代三世代、50年、100年先の展望で考えなければならない。
HECPのフィージビリティ(実現可能性)とサスティナビリティ。(持続可能性)
LOST(海外ドラマ)の世界観。
ジョン・ロックは現実社会(第一層)では車椅子生活だが、墜落した[島=アイランド](第二層)では「島=アイランド」の不思議な力によって普通に歩けるようになった。また、ジャックは現実世界では生きられない男であった。しかし「島=アイランド」に来ることによって、自分の存在価値を見出し、人の命の大切さや、人と愛し合うことの幸福を覚えることになった。現実社会への復帰や自立支援も重要ですが、様々な事情で現実世界で生きられない人間のために、今後、もうひとつのパラレルな社会として「島=アイランド」の存在についての大きな議論が必要になってくるのではないだろうか。
HECPの「島=アイランド」のアーツアンドクラフツ=労働においては「障がい」は苦難でもなく、そして、個性でもない。
0コメント